【初投稿】古い日本企業で8年目、衝撃を受けたはなし
新しい知識や経験の波に溺れ、隙間から抜け落ちていく感覚。
落ちていくものはしょうがないが、すこしでも私の中にとどめておきたい。
昨年、憧れていたメガベンチャーのプロダクトマネージャーへのキャリアチェンジを果たした私のアウトプットの場としてブログを開設してみました。
キャリアチェンジによって日々新しい知識や経験の波に溺れることは非常にエキサイティングで楽しいです。
しかし脳みそのキャパを超えることが多くしばし記憶が抜け落ちることお。
すべてのきっかけになったキャリアチェンジについて、自己紹介がてら投稿させてください。
一言でいうと
新卒で古い日本企業に入ったちょっと意識高いサラリーマンが抱えた葛藤と転換期となった出来事をどう捉えたかのおはなし
新卒のキャリア(大手通信会社)
なぜ大手通信会社を選んだか
”大企業だから”
当時はそれぐらいしか正直思っていませんでした。
面接用で考えていた、
・ビジネスマンになるにあたり志している内容。とその理由
・それを実現するためにはどの通信業界がよさそう。とその理由
・通信業界の中でなぜ御社か
みたいなことは3割くらいは本気で思っていました。
でも結局は”大企業だから”には勝てませんでした。
そしてJTCの内定者は同質性が高いからか、周囲も同じような人が多かったと思います。
大手通信会社での時間をどう感じていたか
”楽しいし良い人は多い” ”官僚的で悪い意味でぬるま湯”
基本的に大手企業の通信会社なので、全体的に企業の財務体質が健全だったことにすべて起因します。
社内の空気は悪くなりようがなく、みな良い人が多かったと思います。
その反面、出世と成果が結びつくことはなく、官僚会社ムーブをかませるひとが出世するという構造が出来上がっていました。
ビジネスをするという感覚ではなく、”立ち回り”や”上(上位職位)を見る”という感覚が身につくという状態に対して、私自身はぬるま湯と感じるようになりました。
おそらく私自身が幼いころからありがたいことにリーダーや部長と呼ばれる役割を担うことが多かったからだと思います。
自身の経験を活かしたときに、どうやればより上位レイヤーが喜ぶかの肌感覚が強くあったからだと思います。
私はその環境の中で、営業や営業企画としてのキャリアを約8年積んでいました。
キャリアチェンジ(メガベンチャー)
キャリアチェンジのきっかけ
ぬるま湯の温度を上げたくて社内起業に挑戦したことが明確にきっかけです。
とあるビジネスをゼロから企画し社内で出資を獲得しPoCからはじめるといったありがちな施策です。
既存業務と並行して行うので、それなりにしんどかったです。
結果的には失敗に終わったのですが、この経験が私には衝撃でした。
【衝撃ポイント①】
全然自分の力が足りない、ということ。
これまで会社内でだいぶ評価いただいていたことで天狗になっていました。
社内での役員表彰や、100人を超える営業系同期のなかでも唯一の本社係長にもなりました。
そんな評価なんてビジネスの世界では、ゴミにもならないということがわかりました。
超大きな既存ビジネスの維持・運用のなかで限定的な役割を担うことで培ってきた知識・スキルは、総合格闘技である新規ビジネス創出の中では全く通用しませんでした。
営業スキルだけ培っても社外で通用しないのでは?
という漠然とした考えがありましたが、現に自身でビジネスを企画して通用のしなさを突き付けられました。具体的な内容については今度投稿させてください。
人間の体でいえば、ひたすら小指を動かす筋トレをしてきたようなものです。
私にはその世界がすべてでした、小指さえ強く動かせるようになればどうにかなると信じていました。
たしかに小指は人間が日常生活を恙無く送るのには必要です。
しかし人間が新しいスポーツを始めるには小指一本では足りません。
全身の動きを決め、素早く、高持久力で、力強く動くための前身の筋肉と脳みそも必要です。
【衝撃ポイント②】
自分で機会を創出し、自分が変わるという確信。
私は、変えられるもの・変えられないもの、という考え方が好きです。
ざっくりいうと、
変えられないものにフォーカスし愚痴や何も行動しないでいるよりも、
変えられるもの(特に自分)にフォーカスし前向いて頑張ろうぜ的なやつです。
これまで自分のスキルや考え方をアップデートしながら仕事に向き合い、結果も出してきました。
ある意味変えられるものは”自分の内面だけ”だと思っていたのかもしれません。
自分の内面と異なる自分のいる環境は変えられないと思っていました。
特にJTCにいると”異動ガチャ”と呼ばれるのですが、数年に1回の強制的な転勤が訪れることで、”環境は他社から与えられるもの”という考えが自然と根付くのかもしれません。
しかし実際は違いました。
”変えられるもの”の範囲は、自分だけでなくもう少し広かったのです。
自分で機会を創出することで、衝撃ポイント①のような気付きをえることができるのです。
約8年、小指の筋肉を動かす仕事を全力で頑張ってきましたが、全身を鍛える機会を自ら創出することができればもっと自分は変わることができるのではないか?と思い始めました。
上記のきっかけを経て、徐々に新たな機会を創出し環境を自ら変えることへの考えが強まっていきました。
どんなキャリアをどうやってなぜ選択したか
ここからは新たにキャリアチェンジをした際のストーリーをお伝えしたいと思います。
しかし、自身も初めてのブログ投稿で探り探りなため、いったん本日はこちらで失礼し次回(明日)に持ち越したいと思います。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
はじめての投稿、読んでいただきありがとうございましたmm
もし読んでいただけた方がいらっしゃったら、記事内の気になった点や皆様のキャリアのなかで転換期となったエピソードを教えていただけたら嬉しいです。